ロボット活用事例

レジ釣銭機用部品の組立・検査工程にロボット導入

レジ釣銭機用部品の組立・検査工程にロボット導入

企業種別:大企業
業種:業務用機械器具
導入目的: 労働生産性の向上 品質の向上・安定化
用途: 検査 搬送 組立
  • レジ釣銭機用部品の組立~検査までの工程を完全に自働化。
  • ヒト型ロボットを利用し、作業員10名から5名への削減を実現。
概要
 生産現場において、人手の柔軟性に頼る組立生産方式をメインに事業展開を進めてきたが、労働力不足や競争力の確保を背景に更なる自働化の適用範囲を拡大し、自働化率向上を目指すためにロボットを導入。
 レジ釣銭機用部品の組立~検査までの工程をヒト型ロボットを利用し、完全に自働化した。
 組立工程の自働化については、通常使用されるロボット等を使用し、からくり思想を盛り込んだラインを構築した。検査工程の自働化については、ヒト型ロボットを使用し人の柔軟性に頼る検査や弊社製品のオペレーションを伴う機能検査を行うこととした。
 これにより、従前の作業員10名から5名への削減を実現することができた。
 ヒト型ロボットの利用方法についてのアイデア出しに成功し、うまく自動化を実現することができたと考えている。
導入前

人手作業による生産ライン
導入後
 
組立で使用する部品を1台分ピッキングして配膳

単軸ロボットを組み合わせて、『からくり』動作により難易度の高い組立を行う

ヒト型ロボット3台により、ビジョンを使った目視検査と機能検査を実施
導入企業 ロボットシステムインテグレータ ロボットメーカー
グローリー(株) (株)日本設計工業
デアルセンス(株)
カワダロボティクス(株)
ロボット名:
NEXTAGE
労働生産性 2倍
   人数  10人 -> 5人
 労働時間  8時間 -> 8時間
 生産量  個 -> 個
その他の効果 品質の向上
事業規模 155.9百万円